素晴らしかった。それ以外に言葉はいらない。

エウレカセブンはコミュニケーションが核にあるんだと思います。
レントンは狭い街を飛び出して様々な人やモノに触れていく。
ゲッコーステイトのメンバーだったりニルヴァーシュだったりエウレカだったり。
それらとどうコミュニケートしていくのか、どう関係していくのか。
それをうまく描いたと思います。
エヴァとよく比較されるけれど
エヴァ以降という言葉があるとうり最近の作品は複雑系に走ることは多々あるのでべつになんとも思わない。
エヴァは「みんな他人別々の生き物」って感じが強かったけど、
エウレカはそう思いながらも
「でもさ、分かり合えることもあると思うし、何か共感するところもあるんじゃない?」
という感じでそれを模索し続けている少年の物語だと思うね。
最終的にコミュニケーションをしたのが世界(=エウレカ)だった。
そして同時に最大の敵も世界(=デューイ)だった。

80年代ロボットアニメのような王道を貫きつつ、
90年代的手法を取り入れたこの作品は、
大人もハマる素晴らしいものだったと思う。
でも僕はやっぱり少年、もとい子供が中心の物語であるとおもうので
やっぱり子供に向けられたものだと思う。

大人への階段を上りはじめた僕らは世界とどのように関わっていくのだろうか。
世界といっても大きく捉えなくてもよい。
それは学校だったり会社だったり何かの集団という世界かもしれない。

春、新しい生活が、物語が始まる。
新しい人と、新しい場所で、新しい事と出会う人が大勢いると思う。
ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。

時代の波は激しいけれど、進めッ。I can fly!

『エウレカセブン』完

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