『読書の歴史の4ページ目』の巻
2006年3月13日 読書世界中を熱狂させたゲーム、「S.O.U.P.」の開発から十年。プログラマから一転、セキュリティを護るハッカーとして、FBIの依頼もこなす巧に、経済産業省から、悪質なHP侵入者を突き止めてほしいという依頼が入る。犯人を追い詰めた巧が見つけたのは、自分たちの開発した「S.O.U.P.」に巣食う、サイバー・テロリスト集団だった!そして今、世界を巻き込むインターネット戦争が幕を開ける。ネット社会の陥穽を鋭く突いた、エンタテインメント・ノベル。
図書室で読んだ本。
表紙とタイトルが気になったので読んでみた。
ハッカーが美しく描かれていた。
ハッカー対クラッカーが主だけれどオンラインゲームを媒介にすることにより触れやすかった。
だが時折出てくるコンピュータ用語が難しい。
そういうのが題材なので仕方がないと思うが。
また「指輪物語」「ゲド戦記」「ナルニア国物語」が下地になっていて(主に前2作)これらを読んだことある人にはわかりやすいのではないだろうか。
残念ながら僕はどれも読んだことがないので分からなかった。
これは2000年の技術がベースらしいけれど今読んでも新しさがあります。
少々パソコンとかかじったことある人にならお勧め。
ISBN:4043748019 文庫 川端 裕人 角川書店 2004/05 ¥780
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